top of page

伝染性軟属腫(水いぼ)の治療について

水イボの治療には摘除する方法と塗り薬があります。

確実に治すには摘除が一番ですが痛みを伴います。摘除する場合に少しでも痛みを和らげるために麻酔のテープやクリームを処置の前に使用する場合も有りますが、それでも無痛にはなりません。


お子様の摘除の痛みに悩む保護者の方に、銀イオン配合の抗菌力を用いて水イボの治療にも応用のできる保湿クリームを当クリニックで採用致しました。(自費診療)


銀イオン配合クリームを使った実験データでは、2ヶ月くらい塗ると80%くらいの方に有効との事です。

塗り続けて、水イボが赤くなってきたら効果が出始めたサインですので使用を続けます。

ただし、広範囲に赤くなったりガサガサしたり痒がったりした時はかぶれの可能性もありますので中止の上、すぐに受診をお願い致します。


水イボには、

・増えていくタイプ

・同じ場所にあるタイプ

・治っても別の場所に出てくるのを繰り返すタイプ

と観察していると主に3パターンあります。

ほとんどの場合は最終的には自然に治るので心配要りませんが、例外として水イボが化膿した場合や、10歳以上になっても治らない場合です。いずれも摘除が適応となります。



閲覧数:473回0件のコメント

最新記事

すべて表示

5/19(金)午後(12:00~) 院長は不在のため、角田 医師が担当いたします。 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

当院では、重度の原発性腋窩多汗症(わき汗)に対するボトックス注射を保険適用で行なっております。 ボトックス注射について ボトックスを注射することで、発汗に関わるアセチルコリンの働きを抑制して汗の量を減らす治療法です。 治療について 効果は約4~9ヵ月 (個人差あり) です。 片側に 10~15ヶ所の注射をします。 保険適応の場合は、2回の通院が必要です。 1回目:診察と同意書記入 2回目:施術 保

SADBE療法(局所免疫療法) スクアレン酸ジブチルエステル(SADBE)という薬を使い、アレルギー性接触皮膚炎(かぶれ)を人工的に起こすことで、ウイルスに対する免疫を誘導する治療法です。 薬を塗るだけの痛みのない安全な治療で、年齢を問わず行えます。 難治性の場合や、痛みが苦手な方に推奨される治療です。 是非お気軽に治療薬についてお問い合わせください。

bottom of page