top of page

にきび治療薬 イソトレチノインを導入しました。

更新日:2022年12月15日

当院ではこの度、難治性にきび治療薬「イソトレチノイン」を導入致しました。



イソトレチノインとは


イソトレチノインはビタミンA誘導体により難治性のにきびを改善します。


ニキビ治療の先進国である欧米では、ニキビの治療の基本薬として認知されています。

このお薬は、副作用はあるものの、説明を理解し、1日1回の用法用量を守って使用していただければ、他の治療で治らなかったニキビに対して効果を期待できます。


当院でのイソトレチノインの内服の仕方

  • 通常1クール6ヶ月の内服となります。

  • 再発した場合、2~3ヶ月あけて、もう1クール追加する場合もあります。

  • 催奇形性があるため、内服中および女性は内服終了後も半年男性は1ヶ月の間は避妊が必要です。

  • 内服中および内服終了後6ヶ月月は献血ができません。

  • 日本ではまだ厚生労働省の認可がおりてないため保険適応ではありません


内服できない方

内服できない方

  • 妊娠中の方、妊娠の疑いのある方

  • 授乳中の方

  • 成長期の方

  • イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビ

  • タミンAでアレルギーを起こしたことのある方

  • テトラサイクリン系の薬剤を内服されている方(ミノマイシン®(ミノサイクリン塩酸塩)、ビブラマイシン®(ドキシサイクリン塩酸塩)、レダマイシン®(デメチルクロルテトラサイクリン塩酸塩)、アクロマイシンV®(テトラサイクリン塩酸塩))

  • うつ病もしくはうつ気質の方

  • 肝機能障害のある方

  • 中性脂肪、コレステロールの高い方

  • ビタミンA過剰症の方

副作用、注意点

  • 皮膚の乾燥、かさつき、皮むけ

  • 敏感肌になる

  • 手や足の皮むけ

  • かゆみを伴う赤み

  • 爪の変形

  • 頭痛

  • 全身の多毛

  • 吐き気、嘔吐

  • 長く続く頭痛

  • 視力の障害

  • 聴覚の障害

  • みぞおちの辺りの強い痛み

  • 肌の強い赤み




ぜひお気軽にお問い合わせください。

費用重要事項

閲覧数:434回0件のコメント

最新記事

すべて表示

5/19(金)午後(12:00~) 院長は不在のため、角田 医師が担当いたします。 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

当院では、重度の原発性腋窩多汗症(わき汗)に対するボトックス注射を保険適用で行なっております。 ボトックス注射について ボトックスを注射することで、発汗に関わるアセチルコリンの働きを抑制して汗の量を減らす治療法です。 治療について 効果は約4~9ヵ月 (個人差あり) です。 片側に 10~15ヶ所の注射をします。 保険適応の場合は、2回の通院が必要です。 1回目:診察と同意書記入 2回目:施術 保

SADBE療法(局所免疫療法) スクアレン酸ジブチルエステル(SADBE)という薬を使い、アレルギー性接触皮膚炎(かぶれ)を人工的に起こすことで、ウイルスに対する免疫を誘導する治療法です。 薬を塗るだけの痛みのない安全な治療で、年齢を問わず行えます。 難治性の場合や、痛みが苦手な方に推奨される治療です。 是非お気軽に治療薬についてお問い合わせください。

bottom of page